
先週から始まったトルコの反政府デモが全土に広がり長期化しそうです。事の発端は、イスタンブール中心部にある「タクシム広場」で、オリンピックの招致の再開発計画のために、数本の木が切り倒されたことへの抗議から始まりました。抗議するグループが座り込みを始めたところ、現政権に不満を抱く若者や野党勢力が加わり、反政府デモの色合いが次第に強くなっていきました。これに対し当局は、放水車や催涙ガスを使用してデモ隊の排除に乗り出しました(1本目の動画)。しかし、反発が広がり、大規模な抗議行動に発展してしまいました。長期化することでオリンピック招致への影響も懸念されています。
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