ダ・ヴィンチは米国の医療機器会社インテューティブ・サージカル社が開発。執刀医は、数メートル離れた場所にある「コンソール」と呼ぶ装置を操作し、患者の体内に挿入した小型カメラから送られる立体映像を見ながら、カメラ用を含む4本のロボットアームを操作し、先端のメスや鉗子(かんし)を動かして手術する。
ロボット支援手術で死亡 名古屋大病院:社会(CHUNICHI Web)
名古屋大病院(名古屋市昭和区)で9月上旬、内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」による胃がんの手術を受けた70代の男性患者が、5日後に死亡していたことが分かった。
名大病院でのダ・ヴィンチによるこれまで14例の手術で、患者が死亡したのは初めて。病院は、早急に外部事故調査委員会を設け、死因と手術の関連を調べる。日本医療安全調査機構の死因調査モデル事業にも調査を申請した。
病院によると、執刀医は腹腔(ふくくう)鏡手術の十分な経験があり、ダ・ヴィンチを扱うトレーニングも受けていた。病院は今年3月にダ・ヴィンチを導入。このロボットを使った胃がん手術は4例目で、すべてこの医師が行っていた。
人間の関節では不可能な動きもでき、手ぶれも補正。手術の精度アップにつながり、国内では今年3月までに大学病院などで13台を導入している。1台約3億円。手術は保険適用外で、通常は自費で200万円ほどかかる。
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