ニガクリタケ(苦栗茸、Hypholoma fasciculare(Hudson:Fr.)Kummer)はハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属のキノコ。有毒。毒性は強く多くの死亡例がある 。
ほぼ一年中、木材や切り株上などに発生する小型の菌。傘は鮮黄色から淡褐色。幼菌時の皮膜の名残が傘の縁や柄にあるが、消失しやすい。食用であるクリタケと外見が良く似ている。生のものは味が苦く、飲み込まずに味見をすることで区別できる。加熱すると苦みは消えるが、毒性はそのままである。
不明のニガクリタケ1パック回収 江東区の女性届け出 - MSN産経ニュース2010.10.4 14:33
東京都墨田区錦糸の錦糸公園で2日に開かれた「すみだまつり・こどもまつり」で、食用のクリタケと間違えて毒キノコのニガクリタケが販売された問題で、区は4日、販売後に所在不明になっていた2パックのうち1パックを回収した。区によると、江東区の女性から3日夜、「ニガクリタケを買ったかもしれない」との連絡があり、区職員が4日、女性宅を訪れて回収した。女性は食べてはなかった。区は引き続き、残る1パックの回収に努めている。
毒キノコ:ニガクリタケで食中毒--男鹿の70代男性 /秋田 - 毎日jp(毎日新聞)
県生活衛生課は21日、男鹿市在住の70代の男性が19日に毒キノコのニガクリタケを食べて食中毒を発症したと発表した。入院中だが症状は軽く、快方に向かっている。同課によると県内で毒キノコによる食中毒は08年8月以来2年ぶり。これから本格的なキノコ採りのシーズンに入るため、注意を呼びかけている。
同課の説明では男性は18日、同市北浦の雑木林で毒性の強いニガクリタケを採取。19日にみそ汁の具にして食べた。味に違和感を覚えて食べるのをやめたが、嘔吐(おうと)や下痢、しびれなどの症状が出たため市内の病院に入院し治療を受けている。男性は広く食用とされているナラタケ(サワモタシ)と間違えたという。
同課によると、夏の猛暑でキノコの生育はやや遅れ気味とみられ、これから降雪前までが最もキノコ採りが盛んな時期。同課は生えたばかりのキノコは判別が難しいことに加え、縦に裂けるものや色が地味なキノコは食べられるという説は迷信と強調し「ベテランであっても、よく注意してほしい」と訴えている。
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