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ロシアが人工衛星グロナスMを搭載したプロトンロケット打ち上げに失敗

[ 2010/12/06 ] 各種ニュース関連
ロシアは12月5日、衛星測位システム用の人工衛星3基を搭載したプロトンロケットを打ち上げたものの、飛行中に故障が発生したため、予定軌道に乗らず、そのまま太平洋のハワイ沖付近に落下したことを明らかにしました。その墜落する映像が見つかったので紹介します。映像を見た限り、ロケットは分離することなくそのまま失速して墜落したように見えます。

収録済みの記事はここで読めますが当ブログは移転しました。
  http://douga.gger.jp/←移転先サイト



上段エンジンのブロックDMに不具合が生じ、衛星3基を所定の軌道に投入できなかったようです。(情報元 測位衛星3基を載せたプロトンロケット、打ち上げ失敗 | プロトン | sorae.jp

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[ 2010/12/06 19:49 ] 各種ニュース関連 | CM(2)
  1.  10日も経ってからですが、一応突っ込んでおくと、この動画で撮影されている段階(第1段点火~第2段燃焼中)では全て正常に飛行しています。
     3分過ぎの白煙は第1段の分離機構によるものです。
     プロトンロケットの本体である第1~3段は燃料がN2O4/UDMHなので、固体ロケットやLOX/ケロシンロケットのような濃い煙が発生しません。
    炎の色も薄いので、白熱したノズルが小さな点のように見えるだけで視認困難になりますが、これで正常です(日本のH-II系やスペースシャトルのようなLOX/LH2ロケットも、固体ブースター分離後は同様の見た目になります)。
     途中から下に向かっているように見えるのは水平方向にも加速している(むしろそちらがメイン)ためで、地平線の向こうへ向かって飛ぶ飛行機雲が一見したに向かって伸びているのと同じ理屈ですね。
     問題のブロックDMというのは、オプションとして追加されている第4段で、もっと後(地平線の向こう側に隠れ、さらに暫く経ってから)の段階で使用されるものです。
    ちなみに失敗原因ですが、ブロックDMの機器自体は正常で、燃料を誤って25%多く充填してしまったために過積載となったのが原因だったそうです。
    [ 2010/12/16 21:13 ]
  2. 映像では墜落してなくない?至って正常に見える。
    軌道に乗らなかったのは機械のミスじゃなく人間のミスって聞いた。

    ※↑固体ロケットしか白煙は生じないでしょ。ケロシンはせいぜい飛行機雲同様の水滴かススの粒子くらいしか発生しないから透明と言っていい。
    [ 2011/07/29 16:15 ]
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