オニダルマオコゼ - Wikipediaオニダルマオコゼはカサゴ目フサカサゴ科に属する魚類の一種。背鰭の棘条から強力な毒を分泌するため、非常に危険な魚類として知られている。オニダルマオコゼはインド洋・太平洋西部の熱帯域に分布し、サンゴ礁など浅い海に生息する。日本近海では小笠原諸島・奄美大島・沖縄周辺に分布している。体長は40cm程度で、全身がコブ状の突起やくぼみに覆われ、岩に擬態する。他のオコゼ類と同様に肉食性で、小魚や甲殻類を捕食する。
ハブ上回る猛毒、オコゼに刺され?ダイバー死亡(読売新聞) - Yahoo!ニュース8月5日20時33分配信 読売新聞
5日午前9時頃、沖縄県名護市幸喜の海水浴場で、ダイビングの指導をしていた同市宮里の男性(58)が「痛い、オコゼに刺された」と叫び、浜辺に上がろうする途中で倒れた。仲間が左足の裏に複数の刺し傷があるのを確認し、毒素をもみ出す応急措置をしたが、男性は心肺停止に陥り、約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。名護署はオコゼのトゲが刺さり、毒素でショック死したとみて調べている。
沖縄県衛生環境研究所によると、沖縄本島沿岸に生息する毒を持つオコゼは、オニダルマオコゼが代表的。石や岩に擬態して潜み、背びれのトゲから出す毒の強さはハブの30倍以上とされる。沖縄では人が気付かずに踏みつけて負傷する事例はよくあるが、死亡した記録は1件(1983年)しかない。
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